歌舞伎町での客待ち行為の現状
東京新宿の歌舞伎町で、売春目的で客待ちをする女性の増加を受けて、警視庁が一斉摘発に乗り出しました。
摘発の背景には、売春に手を染める女性たちの事情が浮かび上がりました。
ガードレールに腰掛ける若い女性たちが目立つ中、大久保公園周辺での客待ち行為が問題視されています。
最近、その数が増加し、外国人観光客も多く集まっているといいます。
逮捕された女性たちへの支援体制
逮捕された女性たちは、多くがホストクラブやコンセプトカフェへの支払いや生活費のために売春をしていたとされます。
警視庁は、逮捕された女性たちが再出発できるよう、支援を行う行政との連携を強化しています。
具体的には、居住地や生活費、就職先、病気がある場合の通院など、生活全般を支援する体制を設けていますが、支援を実際に受ける女性は少なく、逮捕された女性のうち2〜3割にとどまっているのが現状です。