授賞式での核兵器廃絶の訴え
ノルウェーの首都オスロで 10日、ノーベル平和賞の 授賞式が行われました。
受賞した日本被団協を代表して 田中熙巳さんが演説し、核兵器の廃絶を訴えました。
田中さんは ウクライナに侵攻したロシアが 核による威嚇を 繰り返していることなどを挙げて強く自制を呼び掛けるとともに 核兵器の全廃を訴えました。
被爆者への国家補償の要求
その上で 1994年に制定された 被爆者援護法に触れる中で 日本政府は 一貫して国家補償を 拒んでいいると述べて 全ての被爆者に 国家補償を行うよう 2度にわたり 繰り返し訴えました。