事件の概要と被害者の状況
塾帰りの何気ない日常が突然、変わってしまいました。
おととい、北九州市のマクドナルドで、中学生2人が男に刃物で刺され、女子生徒が亡くなった事件。
警察はきょう、逃走中の男の特徴を新たに発表しました。
店内の防犯カメラを詳しく解析したところ、履いていたものは黄色っぽいサンダルのようなものだったということです。
事件は、おととい土曜日の午後8時半ごろに発生。
北九州市小倉南区のマクドナルドで、中学3年の2人が刃物で刺され、中島咲彩さんが死亡しました。
一緒にいた15歳の男子生徒も腰の辺りを刺され、致命傷になりかねない深い傷を負ったということです。
地域の反応と今後の対策
事件発生から初めての平日となったきょう、現場近くの通学路では、地域のボランティアなどが登校中の子どもを見守るとともに、パトカーが頻繁に巡回して警戒に当たりました。
北九州市教育委員会は、下校時間が日没後になるのを避けるため、当分の間、児童や生徒を午後5時までに下校させることにしています。
また福岡県などは、県内の学校などに対して、緊急時の連絡体制の再確認や、施設の施錠の確認、それに当面、部活動の中止を求める通知を出しました。