中学生刺傷事件の詳細と被害者の背景
北九州市のマクドナルドで、中学生2人が男に刃物で刺され、女子生徒が亡くなった事件からきょうで3日です。
亡くなった中島咲彩さん15歳。
陸上部に所属し、友達と学校での日々を楽しんでいたということです。
現場にはきょうも献花に訪れる人たちが。
その中には、中島さんの中学校の後輩の姿もありました。
事件が起きた日、塾の帰りに同級生と一緒に店に立ち寄った中島さん。
そこで被害に遭いました。
荷物には勉強道具が入っていて、将来の進学などに向けて、努力を続けていたと見られています。
地域の安全対策と教育委員会の対応
警察は土地勘のある人物の可能性もあると見て、行方を捜査しています。
地域に不安が広がる中で、北九州市教育委員会は、登下校中のパトロールの強化を進めるとともに、必要に応じてオンライン授業を行っています。
教育委員会によりますと、市内の公立の小中学校や高校などで登校を控えた児童・生徒は、きのうは4000人を超え、きょうも2000人余りに上ったということです。