ユン大統領の出頭要請と拒否の経緯
韓国のユン・ソンニョル大統領による非常戒厳宣言の捜査を巡って、警察などの合同捜査本部はけさユン氏に出頭するよう求めていましたが、ユン氏は応じませんでした。
ユン大統領を巡っては非常戒厳による混乱を受け、韓国の国会が弾劾訴追案を可決し、大統領としての権限が停止されています。
内乱などの疑いで捜査が進む中、警察などの合同捜査本部は事情聴取のためユン氏に対しきょう午前10時に出頭するよう求めていました。
しかし、韓国大統領府は出頭を要請する文書の受け取りを拒否します。
捜査の進展と拘束令状の検討
結局ユン氏は応じませんでした。
韓国の聯合ニュースによりますと、合同捜査本部はユン氏が引き続き正当な理由なく出頭要請に応じない場合、拘束令状の請求も検討しているとのことです。
ユン氏はこれまで検察の要請にも応じておらず、聯合ニュースは検察が21日に再び出頭するよう求めていると報じています。