稽古に励む染五郎さんと父・幸四郎さんの支え
武智光秀が主君を討ち、やがて討伐されるまでを描いた物語の稽古に励む染五郎さんの姿がありました。
稽古には父・幸四郎さんも参加しアドバイスを送っています。
特に苦戦していたのは、三味線に合わせて登場人物の心情などを語る義太夫節と動きを合わせる場面です。
動きのタイミングがなかなか合わず、納得できるまで義太夫と繰り返しタイミングを確認していました。
初日の舞台で見せた光秀の魅力
初日の舞台では、染五郎さん扮する光秀が登場し、稽古で苦戦していた見せ場のシーンは義太夫との息もぴったりで、観客からは大きな拍手が送られました。
染五郎さんは3月に20歳を迎え、祖父・白鸚さんから贈られた言葉を胸に、立派に役割を果たしました。