データセンターの急成長と立地の偏り
近年、生成AIの普及などに伴い、データセンターの需要が高まっています。
民間の調査会社、富士キメラ総研によりますと、日本で稼働するデータセンターの総床面積は、ことしは507万平方メートルと、3年前に比べて21%増えることが見込まれています。
その一方で、データセンターの立地場所は、関東と関西で合わせて9割近くに上っています。
集中立地によるリスクと地域経済への影響
立地が集中すると、電力不足のほか、災害が起きたときの影響が大きくなるおそれがあることから、分散化が必要だという指摘が出ています。
データセンターの増設で半導体の需要も拡大しています。
競争力を維持して、地域経済にも貢献してほしいと思います。