アウシュビッツ解放80年の追悼式典
今週押さえておきたい国際ニュースをまとめました。
まずはこちら。
27日、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツがユダヤ人を中心におよそ110万人を虐殺したアウシュビッツ強制収容所の解放から80年となり、現地で追悼式典が開かれました。
式典にはアウシュビッツの生存者56人のほか、およそ50か国の代表が出席しました。
母親と叔母をガス室で殺害された99歳の男性がスピーチし、ヨーロッパ各国で再び他者への寛容さが失われつつあると懸念を示したうえで、歴史を繰り返さないために、差別をあおる主張には賛同しないよう訴えました。
歴史の教訓と未来への問い
ホロコーストを生き延びた人たちの声は、今を生きる私たちに、どういう世界をこれから作っていくべきか、重い問いを投げかけていると思います。