トランプ政権の追加関税発動
アメリカのトランプ大統領は3日、中国からの輸入品に新たに10%の追加関税を課し上乗せする関税を合わせて20%とする大統領令に署名しました。
現地ではこの措置が発動される見通しの4日を迎えており、欧米メディアが続報を伝えています。
こうした中、中国政府はアメリカのトランプ政権による新たな追加関税に対抗し、今月10日からアメリカ産の一部農産物に追加関税を課すことを発表しました。
中国の対抗措置と影響
具体的には、アメリカから輸入する鶏肉や小麦、トウモロコシに15%、大豆や豚肉、牛肉、水産物、果物、野菜には10%をそれぞれ上乗せするとしています。
両国の間で再び関税をかけ合う事態となり、貿易摩擦が激化することへの懸念が強まっています。