山林火災の現状と期待される雨の効果
岩手県大船渡市で発生している山林火災は、きょうで発生から1週間が経過しました。
この日は待望の雨が降っており、山林火災の早期収束が期待されています。
大船渡市からの中継では、本降りの雨が続いていることが伝えられましたが、赤崎方面の山では依然として煙が上がっているのが確認されました。
午前6時時点での焼失面積は約2900㌶に拡大し、避難指示が市内1,896世帯4,596人に出されている状況です。
今日の雨は、火災の勢いを弱める恵みの雨となると期待されています。
ヘリによる消火活動の見合わせと地域への影響
しかしながら、悪天候のために本日のヘリによる消火活動は見合わせられ、地上からの消火が続けられています。
また、この日の岩手県では公立高校の入試も行われており、山林火災が発生している大船渡市の大船渡高校には、避難をしている生徒もいることが報告されました。
地域の産業にも影響が出ている中、雨が火災の収束に寄与することが期待されています。