長期金利の急上昇とその背景
国内の債券市場では長期金利の急上昇が続いていて、6日もアメリカの金利上昇や日銀がこの先も利上げを継続するといった見方などから、代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが1.5%台に上昇し15年9か月ぶりの高い水準となりました。
市場関係者はヨーロッパでも防衛力の強化のために巨額の財政支出が行われることを見越して長期金利が上昇していて、日本の長期金利も当面は上昇傾向が続くのではないかと話しています。
欧州の防衛支出と長期金利の影響
特に、欧州各国は防衛支出を増加させており、結果的にこれが長期金利の上昇をさらに加速させるとの見方が広がっています。