集中回答日を迎えた春闘の現状
おはBiz、神子田キャスターです。
おはようございます。
皆さんきょうもよろしくお願いします。
最初はきのう集中回答日を迎えたことしの春闘。
自動車や電機などの大手では、満額を含む高い水準の回答が相次ぎ、賃上げの勢いが続いていることを印象づけました。
各産業の代表的な企業の回答を見ていきます。
まずはトヨタ自動車です。
組合側は、職種別や資格別に賃上げの要求額を示し、最も高いケースでは、月額2万4450円の賃上げを求めたほか、ボーナスは、過去最高となった去年と同じ7.6か月分を求めていました。
これに対し、経営側は総額を満額回答しました。
大手電機メーカーでは、NECと日立製作所、いずれもベースアップ相当分として組合側の要求どおり、月額1万7000円の賃上げで満額回答しました。
鉄鋼大手では、日本製鉄が、
中小企業への賃上げ波及の可能性
次の焦点は、賃上げの動きが中小企業にまで広がっていくかです。
専門家は、コストの価格転嫁が鍵になるといいます。