停戦交渉に向けた動き
ロシアとウクライナの戦闘終結を目指すアメリカ・トランプ政権の高官がロシア側と電話会談を行いました。
ウクライナが受け入れる用意を示した30日間の一時停戦などについて詳しく説明したものと見られます。
またウィットコフ特使が今週中にモスクワに向かうとしていて、直接一時停戦の受け入れを求めるものと見られます。
トランプ大統領はロシア側に一時停戦に応じるよう訴えるとともに、応じれば二度と戦争には戻らないと思うとの見方も示しました。
ウクライナメディアによりますとゼレンスキー大統領は12日、今後の交渉においてロシアに領土を割譲することはないと改めて強調しました。
西部クルスク州の戦況とプーチン大統領の訪問
こうした中、ウクライナ軍の越境攻撃が続く西部クルスク州ではロシア軍が反転攻勢を強めていますが、ロシア大統領府はプーチン大統領がこの地を訪問したと発表しました。
訪問は越境攻撃後初めてのことで、この領地を巡ってロシア側が今後取り引きの材料とするのかどうか注目されます。