政府備蓄米の落札結果と需要の急増
今週月曜日に入札が始まった政府備蓄米の落札結果が間もなく発表されます。
焦点となっている米の価格は下がるのでしょうか。
価格の高止まりが続く日本人の主食、米。
滋賀県高島市の米農家、兼田治雄さんは、田んぼは去年秋の稲刈りを終えたままで来月から作付けを始めるといいます。
作付け前から需要が急増している米。
今後、安定的に供給されるのでしょうか。
買い占めが問題視される中、備蓄米は放出され間もなく消費者の元へ届きます。
放出される備蓄米の種類と価格の見通し
今回15万トンの備蓄米が放出される中、品種としてはコシヒカリやあきたこまちなどが挙げられています。
流通ルートには、JAなど集荷業者60団体が参加しており、早ければ今月下旬にも一部のスーパーや外食業界など大手を中心に卸されると見られています。
専門家によると、価格は60キロ当たり2万2000円以下であれば良い水準とのこと。
価格低下が実感できるかどうかが注目されるポイントです。