日本の若者の自己満足度、依然低い水準に
政府が、日本や欧米の子どもや若者を対象に行った意識調査で、自分自身に満足していると答えた人の割合は、日本では57%で、前回より10ポイント以上上がりましたが、各国と比べると最も低くなっています。
自国の将来に対する期待も低下、政府の対策が急務
日本では自分自身に満足していると答えた人は57%で、前回・5年前の調査から12ポイント上がりました。
ただ欧米4か国では、フランスの76%をトップに、いずれも70%を超えていて、日本は最も低くなっています。
また自国の将来は明るいと答えた人は23%と、前回より8ポイント下がり、こちらも50%から60%ほどとなった4か国に大きく引き離され、最も低い水準です。
政府は貧困対策や教育、就労支援の強化などを通じて、より多くの子どもや若者の意識が変わるよう努めていきたいとしています。