昨年度の成長を牽引したメーカー
日本の主な自動車メーカー8社が発表した昨年度の世界全体の販売台数は、8社中6社で前年度を上回り、特にトヨタ自動車は年度として初めて1000万台を超え、過去最高となりました。
アメリカでの販売が堅調だったことや、半導体不足の影響が緩和したことが主な要因とされています。
具体的には、トヨタ自動車が前年度を7.3%上回る1030万9457台を販売。
この他、ホンダが前年度比12%増、日産自動車が8.8%増、スズキが5.6%増、マツダが11.8%増、SUBARUが12.8%増となりました。
販売減少に見舞われたメーカー
一方、ダイハツ工業と三菱自動車工業は前年度を下回りました。
ダイハツ工業は国の認証取得の不正問題で国内での生産停止が続いた結果、前年度に比べて10.4%減となりました。
また、三菱自動車工業は2.2%の減少となりました。