時事ニュース

川崎重工業、海上自衛隊への裏金提供疑惑

川崎重工業の架空取引発覚と海上自衛隊への金品提供疑惑

川崎重工業が架空取引で裏金を捻出し海上自衛隊の隊員に金品などを提供していた疑いが発覚しました。

川崎重工は外部の弁護士らによる特別調査委員会を設置し調査を進めています。

川崎重工業によりますと、海上自衛隊の潜水艦の修理を担う神戸造船工場の修理部は、下請け企業との架空取引で裏金を捻出し、乗組員に飲食代などを提供した疑いがあるということです。

大阪国税局による発覚、特別調査委員会と防衛省の対応

大阪国税局の税務調査で発覚したこの架空取引による裏金は、6年間で十数億円に上るとみられています。

工場では潜水艦を修理する際、社員と乗組員が共同作業をするため、懇親会を開くこともあったということです。

川崎重工業は外部の弁護士らによる特別調査委員会を設置し、調査を進めています。

林官房長官は午前の会見で、予算の適正な執行に対する国民の疑念を招く行いがあったとすれば極めて遺憾と述べた上で、今後、防衛省において全容解明に取り組み、判明した事実関係に基づいて厳正に対処していく方針を明らかにしました。

関連記事

  1. 豪雨と地震による二重被災の実態、珠洲市の事業所への影響
  2. 犯罪被害者等給付金の最低基礎額引き上げの法改正案が警察庁によって…
  3. トピックの分割方法
  4. 福島第一原発2号機で燃料デブリの試験的な取り出し作業再開
  5. アメリカ中央軍、イラク空爆を否定
  6. 新宿でぼったくりの疑いで4人が逮捕、被害額は1億4000万円
  7. 國學院が出雲全日本駅伝で2冠達成。
  8. 韓国のユン・ソンニョル大統領に対する非常戒厳宣言の捜査状況

ピックアップ記事

PAGE TOP