旧統一教会の信者による賠償請求の背景
旧統一教会の信者だった高齢女性とその家族が、違法な勧誘を受けて高額な献金をさせられたとして教団側に賠償を求めた裁判で、最高裁は今日午後、判決を言い渡します。
この裁判は旧統一教会の信者だった高齢女性とその家族が、違法な勧誘方法で献金などを強いられたとして教団側に賠償を求めたものです。
裁判の争点は、教団側による献金の勧誘方法が違法かどうか、それに高齢女性が書いた教団に賠償を求めないとする念書が有効かどうかです。
1審・2審の判決と最高裁の動向
1審と2審の判決では、勧誘に違法性はなく念書の有効性を認めて女性側の訴えを退けていました。
最高裁の判決は午後3時に言い渡されますが、最高裁は今年6月判決を変更するのに必要な弁論を開いていて、女性側の訴えを退けた1審、2審の判決が変わる可能性があります。