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最低賃金の引き上げについての議論が大詰め

最低賃金引き上げで1050円台半ばに調整

最低賃金の議論が大詰めを迎えています。

こちらはですね、全国平均の時給です。

昨年度は過去最大の引き上げで1000円を超えました。

今年度については、昨年度を上回る引き上げで、1050円台半ばで調整。

厚生労働省の審議会は、物価高が続いていることなどから、その方向で議論していることが分かりました。

最低賃金に近い水準で働く人の割合は、宿泊業・飲食サービス業、そして運輸業などで多くなっています。

運輸業の価格転嫁課題と労働者の声

運送業は、価格転嫁に課題を抱えている業種です。

中小企業庁の調査では、全く価格転嫁できなかったという企業の割合が業種別で最も高くなりました。

先ほどとは別の会社で働くトラックドライバーに聞きました。

労働組合は、最低賃金を上げていくためには、価格転嫁ができるような環境作りが欠かせないと訴えます。

物価高で労働者の生活が厳しさを増す中、過去最大の引き上げの方向で調整されている今年度の最低賃金。

このままいけば、全国平均の時給は1050円台半ばになります。

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