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ガザ地区南部での国境なき医師団の訴え

ガザ地区南部のナセル病院での現状

ガザ地区南部の病院で活動する国際NGO国境なき医師団の医師が、NHKの取材に応じ、オリンピック期間中にもガザ地区の住民が危険にさらされ続けているとして、一刻も早い停戦を訴えました。

オンラインインタビューに応じたのは、先月からガザ地区南部のハンユニスにあるナセル病院で活動する国境なき医師団のジャビド・アブデルモネイム医師です。

22日の空爆とオリンピック期間中の懸念

ナセル病院では、今月1日にハンユニスの一部にイスラエル軍の退避通告が出され、周囲の病院が次々と閉鎖される中、病床がひっ迫していて、大勢の死傷者の対応に追われているといいます。

医師は、大勢の子どもたちが巻き込まれた22日の空爆に触れ、その窮状を訴えました。

また、オリンピック期間中もガザ地区への攻撃が収まる兆しがない現状について、世界中が楽しみにしているイベントだが、心配しているのはガザの人々が危険にさらされ続け、彼らの死が気に留められないまま過ぎ去ってしまい、関心が薄れてしまうことだと述べ、危機感を示しました。

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