小林鷹之前経済安保担当大臣が出馬表明
自民党の総裁選は小林鷹之前経済安保担当大臣が午後に出馬会見を開きます。
ポスト岸田候補が正式な出馬表明を行うのは初めてです。
国会記者会館から官邸キャップの川西記者です。
岸田総理が総裁選に出ないと表明してからポスト岸田にな名乗りを上げる人が相次いでいますが、今週からは誰が実際に出られるのかを絞り込むプロセスに入ります。
今回の総裁選にはこれまでのところ11人が立候補に意欲を示していますが、このうち小林鷹之前経済安保担当大臣が午後2時から出馬会見を開きます。
ポスト岸田候補が出馬表明するのは小林氏が初めてで、活動期間を長くすることで低い知名度を少しでも上げたいというねらいがあります。
他の候補者の動向と推薦人の状況
また石破元幹事長は週内にも、河野デジタル大臣は来週前半までには出馬会見を行う見通しです。
このほかライバルたちの動向を見た上で、表明時期を慎重に探っているのは小泉元環境大臣や林官房長官で、ここまでに挙げた候補者たちは出馬に必要な推薦人20人を確保していると見られます。
一方で現段階で推薦人が確保できず出馬表明にメドが立たない候補者もいます。
上川外務大臣は所属する岸田派にとらわれず自身と繋がりのある議員を中心に支援の要請をしていると発言しましたが推薦人を確保するまでには及んでいない模様です。
また齋藤健経済産業大臣は先ほど推薦人集めについて問われ「私自身が出ると言っているわけではない」と発言をトーンダウンさせました。
脱落を見越して候補者1本化の動きも出始めていますが、総裁選全体の構図が固まるのはまだまだ先になりそうです。