施設代表に執行猶予付きの有罪判決
大阪府吹田市の放課後等デイサービスで当時15歳の少年に暴行した罪に問われている施設の代表に対し、大阪地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
施設内での暴行事件の詳細
判決によりますと、吹田市の放課後等デイサービス施設「アルプスの森」の代表・宇津慎史被告は去年2月から4月にかけ、当時15歳だった少年を施設内で殴ったり蹴ったりしました。
大阪地裁は「悪質で常習的な犯行で軽視できないが、事実を認めて反省し、社会的制裁を受けた」などと述べ、懲役1年2か月、執行猶予3年を言い渡しました。
この施設ではおととし、男子中学生が送迎中に川で死亡する事故があり、兄の雅美被告が業務上過失致死などの罪に問われ、裁判が続いています。