瑞浪市でのJR東海の一般家屋調査開始
リニア中央新幹線のトンネル工事が原因とみられる地盤沈下などが確認されている岐阜県瑞浪市で、JR東海が明日から一般家屋の調査を始めます。
住民の声に応じて調査を開始するJR東海の取り組み
リニアのトンネル工事近くにある瑞浪市大湫町では、工事が原因とみられる地盤沈下が確認されていることから、一般家屋への影響を調べる調査を始めます。
JR東海によりますと、岐阜県瑞浪市大湫町では井戸などの水位低下が14か所、地盤沈下が12か所確認されています。
JR東海は先週から住民に地表面の測定結果や今後の家屋調査に関する非公開の個別説明会を開いていて、一部の住民から扉が閉まりにくくなった、地盤沈下で田んぼへの影響も心配などの意見が出ています。
こうした意見を受け、JR東海は周辺のおよそ60世帯の一般家屋で今日から調査を始める予定でしたが、住民との調整の結果明日からに延期になりました。