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サケの回遊研究と不漁問題への影響

バイオロギングによるサケの生態理解

バイオロギングによる生態調査は、サケの資源管理のためにも行われています。

サケは一般的に日本から3000キロ以上離れたベーリング海を回遊して、数年かけて帰ってきます。

水産研究・教育機構では、20年以上前から毎年夏にベーリング海でサケに計測器をつけて放流しています。

これまでの研究で、サケが泳いだルートの一部や、水温、水深が分かってきました。

2012年に取れたデータでは、水温の高い所を避けている可能性が見えてきました。

秋サケの不漁と今後の調査計画

近年、記録的な不漁が続いている秋サケ。

水産研究・教育機構では、ことしの夏は69匹に計測器をつけて放流しました。

来年の秋以降の回収を目指しています。

サケの生態とともに、海の状況が見えてくると、海水温の上昇が不漁に影響しているのか、分かるのではと期待されています。

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