名人戦における一力遼三冠の挑戦
囲碁の七大タイトルの1つ、名人戦の七番勝負で、挑戦者の一力遼三冠が、芝野虎丸名人に勝って名人のタイトルを初めて獲得し、史上6人目の四冠を達成しました。
囲碁の七大タイトルの一つ、名人戦は、第6局が千葉県木更津市で行われました。
芝野虎丸名人に挑む一力遼三冠が、七番勝負でこれまで3勝2敗とリードしており、名人のタイトル獲得と四冠達成が懸かっていました。
名人のタイトル獲得と四冠達成の瞬間
2日目のきのうは、後手で白番の一力三冠が序盤に築いたリードを次第に広げる展開となり、236手までに6目半の差で一力三冠が勝利し、名人のタイトルを獲得しました。
これで七大タイトルのうち棋聖、名人、天元、そして本因坊を保持し、史上6人目の四冠を達成しました。