患者情報の無断持ち出しについて
近畿大学病院は産婦人科の患者約2000人分の個人情報が外部に無断で持ち出されていたと発表しました。
問題が発覚したのは40代の男性医師が非常勤で勤務していた際、患者の名前や診察情報など2003人分の個人情報を研究目的で自身のパソコンに無断で保存し続けていたことからです。
情報流出の経緯と再発防止策
情報の流出はサポート詐欺により遠隔操作が可能となった状況で明らかになりました。
近大病院は個人情報の適正な管理を徹底し再発防止策に取り組むことを約束しています。
この事件による具体的な被害の報告はないものの、病院は患者への信頼回復を優先し、適切な対策を施していくとしています。