北朝鮮兵士の死傷者数と配置状況
韓国の情報機関、国家情報院は今月の報告で、ロシア西部のクルスク州に派遣された北朝鮮の兵士の戦闘に関する情報を明らかにしました。
報告によると、北朝鮮の兵士のうちおよそ100人が死亡し、1000人が負傷したとの見方が示されています。
特に、クルスク州にはおよそ1万1000人の北朝鮮の兵士が配置されており、その一部が戦闘に投入されています。
交戦の状況と部隊の役割分析
国家情報院は、北朝鮮の部隊が突撃の役割を担っていることや、無人機による攻撃に対応する能力が不足しているため、交戦の回数が少ないにもかかわらず多くの死傷者が出たと分析しています。
また、北朝鮮軍の幹部がウクライナによる攻撃や訓練中の事故での死傷の報告もあり、引き続き北朝鮮がロシアへ追加の部隊を派遣するか注視しているとしています。