牛乳による健康被害の発生
宮城県内の小中学校で起きた健康被害問題について、詳細が明らかになりました。
問題の発端は、給食で提供された牛乳からで、飲用後に生徒たちが下痢や腹痛などの症状を訴える事例が相次ぎました。
この牛乳は、森永乳業のグループ会社、東北森永乳業によって製造されており、事件が発生した後、同社は即座に学校への牛乳提供を停止し、問題の原因調査に乗り出しました。
調査続行中、生徒たちの安全確保を最優先に
NHKの取材によると、現在も調査が行われており、具体的な原因特定に向けての作業が進んでいるとのことです。
東北森永乳業が提供した牛乳による体調不良を訴える生徒の数は少なくとも590人に上り、今後の対応と原因究明が注目されています。
地元自治体も、学校や保護者に対して、体調に異変を感じた場合は迅速に対応するよう指示しています。