インド参加の意義と中国への牽制
日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4か国による枠組みであるクアッドの外相会合が東京で開催されました。
ポイントとしては、インドが含まれていることが挙げられます。
インドは国境を巡って中国と対立しており、人口が中国より多い大国です。
インドを取り込むことで、東シナ海や南シナ海などで海洋進出を強める中国を牽制する狙いもあり、中国側は強く反発しています。
中国の反発と日本の対中戦略
このクアッドの外相会合の開催に対して、中国は即座に反発の声を上げました。
中国政府関係者は、「地域の平和と安定を損なうものである」として、強く非難しました。
さらに、中国側は、クアッドが中国を封じ込める意図を持っているとして、その動きを警戒しています。
一方、日本政府はインド太平洋地域での影響力を強める中国に対抗するために、今回の会合を通じてさらに連携を強化する方針です。