イスラエルの対抗措置とアメリカの支援
イスラエルがイランによるミサイル攻撃への対抗措置を取るとしている中、アメリカ国防総省は、イスラエルをイランのさらなる攻撃から守る迎撃システムの搬入が始まったと発表しました。
ただ、イラン側は、イスラエルの対抗措置があれば反撃する構えで、抑止力となるかは不透明です。
アメリカの複数のメディアは、イスラエルのネタニヤフ首相が、バイデン大統領に今月1日のイランによる大規模なミサイル攻撃への対抗措置を取るとして、イランの軍事施設を標的とする計画を伝えたと報じています。
THAADミサイルシステムの搬入と運用開始
こうした中、アメリカ国防総省は、イスラエルへの配備を決めた迎撃ミサイルシステム、THAADの一部と運用部隊が14日、現地に到着したと発表しました。
THAADは、弾道ミサイルを高い高度で撃ち落とすことができるとされ、国防総省は今後、数日間をかけて搬入を進め、近い将来、完全に運用可能になるとしています。