時事ニュース

海上自衛隊のヘリコプター墜落事故の原因と再発防止策

防衛省が調査報告書を公表、事故は乗員の見張り不足が原因

今年4月伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が衝突し墜落した事故について、防衛省は乗員の見張りが不十分だったことや指揮官の連携が不足していたなどとする調査報告書を公表しました。

この事故は海上自衛隊のヘリコプター2機が夜間に潜水艦を探知する訓練中に起きたもので、乗っていた8人の隊員が死亡しました。

異なる指揮官の指示が原因で同空域に向かい衝突、防衛省が再発防止策を発表

報告書によりますと衝突した2機はそれぞれ別の指揮官の指示で飛行していて目標の潜水艦が探知されたという情報をもとに同じ空域へ向かっていたところ、直進していた1機が時計回りに旋回していた別の機体の左側に衝突したということです。

防衛省は事故の要因について乗員の見張りが不十分だったことやそれぞれの指揮官がヘリを同じ空域に向かわせていると明確に伝えず、2機を別々の高度にする措置が取られていなかったことを挙げています。

海上自衛隊は飛行する高度を厳格に管理するなどの再発防止策を講じたうえで

関連記事

  1. 女性アスリートとトランスジェンダー問題
  2. 遺族厚生年金の男女差解消
  3. アフリカのテクノロジー起業家とイノベーション
  4. 神戸湾岸エリア再開発と地鎮祭
  5. 蔵王連峰でアオモリトドマツの若木の植樹作業が行われる。
  6. 日経平均株価が一時1000円以上下落、ドル円相場は円高に。
  7. 防衛装備品の輸出とPAC3のアメリカ移転
  8. 小泉進次郎元環境大臣が自民党総裁選挙への立候補を表明

ピックアップ記事

PAGE TOP